小児歯科

当院では全てのお子さまが、将来、どこで活躍してもけっして恥ずかしくない、健康的で美しい口元になるため、継続的な「虫歯予防」や「歯ならび管理」をできるだけ早い時期から始め、すべての永久歯が生えそろい、咬み合わせのほぼ完成する中学3年生(15歳)頃には、お子さまが虫歯のない健康な歯と美しい歯並び、正しい咬み合わせを獲得し、それを維持するための適切なお口の健康管理に関する知識と習慣を身につけていることを目標としています。

 

1) 予防

お子様に対して歯科医院で行う治療で最も重要なのが予防治療です。お子様に対しての予防歯科治療としては、虫歯予防と咬み合わせ予防があります。

 † 虫歯予防

 † 噛み合わせ予防

 

2) 矯正

 † 床矯正

 † マウスピース矯正

 

3) 咬み合わせ

 † 咬み合わせの異常による歯痛

 † 咬み合わせの異常による顎関節症

 

4) 虫歯

乳歯の虫歯治療の最大の目的は、後から萌えてくる永久歯を健康な状態に保つことです。乳歯は、生後1歳くらいから生え始め、全部の歯が生えそろうのは2~3歳くらいです。その後、6歳頃に第一大臼歯(最初に出てくる永久歯)が生え、乳歯の前歯も同時期に抜けて永久歯に生え代わります。最後に生え変わる乳歯は前から数えて4番目か5番目になりますが、大体12~14, 5歳くらいに全ての永久歯が生えそろいます。つまり、乳歯を使う期間は約10年間、それに比べて永久歯は、平均寿命を考えた時少なくとも60年以上は使い続けなければなりません。そのため、乳歯の虫歯治療を行う時に一番に考えなければならないのが、乳歯の下で顎の骨の中に埋まっている永久歯の存在になります。

 † 無痛治療

 † 削らない治療

 † 神経を取らない治療

 † 歯を抜かない治療

 † 乳歯を削る治療

 † 乳歯の神経治療

 

5) ケガ(外傷)

小児期に歯医者に行く原因でむし歯の次に多いのが、ケガによる歯の損傷です。お子様は外で元気に遊ぶ時間が長いのはもちろん、顔をぶつける怪我を多くします。とくに、全身のバランスから、目や鼻をぶつけるよりもお口をぶつける怪我が多いと言われています。日本外傷歯学会のガイドラインに沿った適切な治療をすることにより、折れてしまった歯や抜けてしまった歯を残すことができると同時に、永久歯への影響を最小限にとどめることが出来ます。

 † 歯が折れた

 † 歯が抜けた

 † 歯が動いている

 † 唇・歯ぐきが切れた

 日本外傷歯学会ガイドライン

 骨性癒着防止(SBとパワーチェーン、生理的固定

 

6) 先天異常

先天異常とは、生まれつきに一般的ではない状態で成長、発育した結果、日常生活において不便を感じる状態を言います。当医院では、以下にあげられる状態を改善する治療があります。

 † 小帯付着異常

 † 過剰歯

 † 欠損歯